2人目の入院記録②
こんにちは、ロコです。
前回は入院までの経過や入院中の事を書きました。
今回は、点滴を切るタイミングから出産までの記録です。
前回書いたように、ウテメリンの点滴をしていました。
入院するまでもしてからも、ムスメの事ばかり気にしていましたが、やはり入院に踏み切ったのはお腹の中の赤ちゃん(ムスコ)を元気に産んであげたい、今この子を守ってあげれるのは私しかいない!という思いからでした。
主治医(女医さん)の方針としては37週0日まで点滴して、そのままガンガン動いて、出産して退院しましょう!というものでした。
私は、やっぱりムスメの事も心配だし、出産後の準備もほとんどしていなかったので、出産前に1度退院したいと思っていました。
あとは37週0日で出産となると、ムスメが通う保育園を退園しなければいけなかったので、38週まで延ばしたいという理由もありました。 (ムスメは保育園に入園したばかりで、通園して4ヶ月経ってからの育休開始であれば育休中も預かってもらえたのですが、37週だとこの4ヶ月の壁に1週間だけ不足してしまうのです…(;ω;))
なので、主治医も点滴を切ったら大人しくして、出産にならなければ翌日退院で良いと許可をもらいました。
ただし、家で産まれてしまう可能性もあるから、本当気をつけて!と念を押されていましたが…
迎えた37週0日の朝、日勤さんが来たところで点滴を外してもらいました!
あー開放!(≧∀≦)
しばらくしてNSTとりました。
助産師「10分間隔くらいで陣痛来てますよね?今日産んじゃうじゃないかな?」
私「ウソ?全然わかんなかった。やめてよー、帰りたいよー」
助産師「んー、家に帰る途中とかに産気づくと思うけどな。でも、帰りたいなら大人しくしてたほうがいいね!」
私「頑張って大人しくしときます…」
もぉ、トイレに行くにもビクビク。
ご飯を食べるのに座るのもドキドキ。
それ以外はずっとベッドに横になっていました。でも夕方頃だったでしょうか?けっこうな勢いでお腹が張りました。
私はずっとお腹をなでながら、「まだダメだよ」と赤ちゃんに話しかけていました。
しばらくすると落ち着いたので、本陣痛ではなかったのかな?
その後、主治医の内診がありました。
Dr.「お腹の張りどうですか?午前中は陣痛来てたみたいだけど」
私「午前中は自分じゃわかりませんでした。でもさっき、けっこうな勢いで張ってて…」
Dr.「子宮頸管は変わらず2㎝くらいかな?でも、子宮口は柔らかめだから、気をつけてね。今日は刺激しないでおくので」
私「わかりました」
内診が終わると、主人とムスメが面会に来てくれました。
点滴もしておらず、歩いてロビーまで来た私にムスメは甘えてもいいんだ!と分かったのでしょうか?嬉しそうに膝に乗ったり、抱っこをせがんできたりしました。
私も嬉しくて2人の帰りを見守る時は、久しぶりに立ってムスメを抱き上げました♡
今思えば、これがとどめだったのでしょうか?
2人が帰宅してそのまま夕食です。
座って食べていると、肛門のあたりに痛みを感じ始めました。
「あれ?この感じ…」とムスメの陣痛の時に感じた痛みでした。
食べ終えて横になっていたのですが、どんどんお腹の張りも強くなってきて、「陣痛かなー?」と思い始めました。
ガマンできる範囲でしたので様子をみていたのですが、消灯時間も近くなってきていたので、諦めて20時頃にナースステーションまで歩いて行き、中にいた助産師に「◯号室の◯◯ですが、ちょっと陣痛来てるみたいです」と伝えました。
「えっ?よく歩いてきたね。ちょっとNSTとりましょう」と言われ、病室に戻ってNSTをとったところ、5分間隔で本陣痛がきているという事で、消灯も近かったので陣痛室に移動です。
21時前だったかな?
歩いて陣痛室に移動し、主人に連絡。
私「陣痛来た」
主人「寝かしつけ終わったら、病院行く」
というLINEのやりとりをし、寝かしつけたムスメは義母に託して、病院に向かってくれることになりました。
陣痛室に移動してからはもう腰が砕けそうでしたが、輸血の同意書やなんだかいろいろと書類がもれていたようで記入して、子宮口もだいぶ開いてきたので分娩台に移動です。
この頃で22時頃かな?
そして主人も到着しました。
主治医も緊急手術でまだ残っていたようで、出産に立ち会ってくれました。
子宮口も全開大でしたが、破水せず、なんだかいきみたい感じもせず…
痛いは痛いんですが、なんかまだ産まれる感じはしませんでした。
助産師が破水させてくれたんですが、なんだか全然すすまなくて…
トイレも行きたくなったので伝えたら、導尿されてしまいました(-_-)
こっちの方が痛かった(;ω;)こんなに痛かったのね、今までゴメン…と患者さんたちに謝りたい気分でした。
主人もお茶をくれたり、扇いでくれたり、腰をさすってくれたりしましたが、なんだかまだ違う感じで…
しびれをきらした主治医が
Dr.「ちょっと休憩して、1回座ってみましょうか!」
助産師「そうですね、休憩だね」
と、かけていたドレープ類を外して分娩台を座れるようにしてくれて、座ろうと起きた瞬間に、来ました!そうこれ!なんか出る!
私「出る!来た!産まれる!」
助産師「待って!まだダメ!準備するから待って!」
私「無理無理!出るよー!」
というやりとりをしながら分娩の体勢を整えたり、助産師や女医も脱いだガウンを着たりして
助産師「いいよ、次いきんで!」
私「んー!!」
という流れで、日付変わってすぐにするっと産まれました。
元気な男の子誕生!
37週1日で細身のムスコが産まれました♡
張り止めの点滴をしていた分、やはり進みが遅かったんですね…
今思えば、点滴を切ったらガンガンに動いてという主治医の方針を聞いておいた方が良かったのかもしれませんね。
夜中の分娩で、夜間帯の方にも迷惑だったかな?主治医も緊急手術で疲れてるのに夜中まで付き合わせて申し訳なかったな…と思っています。
まぁ、それが仕事だから気にすることではないんですが、同業者ですからね(・_・;
お腹の張りを自覚している切迫早産の方は点滴をすると、やはり張り返しがきて出産になることが多いようです。
無事に退院されて予定日超過という方もいるようですので、もちろん一概には言えません。
入院だと制限も多いので、苦痛もありますが、何かあった時にすぐ対応できるというところは大きいと思います。赤ちゃんやお母さんの変化や異常に気がつきやすいメリットもあります。
入院適応か自宅安静なのかはもちろん主治医の判断ですので、きちんと相談して決めてください。
長々と書いてしまいましたが、私の場合はこのような形で切迫早産の入院が終了しました。
費用のことなどはまたいつか書きますね。
どなたかの参考になればいいのですが…
お付き合いいただきましてありがとうございます。