2人目の入院記録
こんばんは、ロコです。
今回はタイトルどおり、2人目の妊娠中の切迫早産による入院の記録です。
1人目(ムスメ)も2人目(ムスコ)も分娩に力をいれている総合病院で出産しました。その時私が住んでいた地域は、お産難民が多いと言われており、この病院も妊娠6週では分娩予約が取れないと言われるくらいでした。
私は妊娠に対して敏感なのか?早々に妊娠に気がつくので、5週の時点で胎嚢も確認でき、無事に分娩予約がとれました。
しかし、フルタイムで働いていてシフト制なので、総合病院に毎回検診に通うのは難しく…検診はクリニックで行い、32週までに総合病院へ里帰りするという方針にしていました。
総合病院だと多いですよね?クリニックで検診勧められる事。
妊娠から出産までは一貫して経過をしっかりみてほしい方もいらっしゃると思いますが、やはり通院や待ち時間を考慮すると、クリニックでの検診でも問題ないと思います。
それと、総合病院の都合もあります。この辺はまた今度詳しく書こうかな?凄く長くなる気がするので…_φ(・_・
と言う事で、ギリギリ31週後半で総合病院の検診の予約が取れ、主人と一緒に行きました。
クリニックでは特に何も言われておらず、お腹の張りも感じてはいましたが、もうすぐ産休だし頑張ろう!と夜勤もやってました(-_-)
検査技師によるエコーで赤ちゃんの様子を念入りに検査し、その後診察です。
女医さんでした。
内診台で
Dr.「お腹張ります?子宮頸管が2㎝切っているのでこのまま入院ですね」
私「へっ?( ゚д゚)そりゃ、働いてるのでお腹張りますが…無理です。上の子いるし、入院は出来ません」
Dr.「まだ働いてるんですよね?とりあえず1週間内服して安静にして下さい。上のお子さんもいらっしゃるから入院も大変だと思うので^ ^」
私「ありがとうございます。産休までもう少しあるので、診断書お願いします」
Dr.「来週また診察して、ダメだったら入院ですね」
…という流れで、1週間内服での自宅安静となりました。
まだこの時は先生も優しかった。
でも、この自宅安静中は母(新幹線で3時間くらいかかる遠方に住んでいます)には来てもらったのですが、母も慣れていないので保育園の送り迎えは自分でやったり、旦那は出張で不在だったりで、家事はしてもらったのですが、きちんと安静は守れず…
ムスメも何かを察知したのか余計に私から離れなくなってきていました。
そんな感じでしたので、32週の検診では
Dr.「安静にできました?」
私「働いている時よりは…でも、子どもが甘えてしまって」
Dr.「変わりないので入院ですね。入院準備できてます?このまま入院してください」
私「今、主人が出張で不在で、子どもの世話ができる人が居ないので、もう少し待ってもらえませんか?」
Dr.「先週、入院の可能性があるって言いましたよね⁈なのにご主人出張に行くんですか?お母様が来てくれているようなので、上の子はお母様にみてもらえるじゃないですか⁈」
私「…でも、主人もいない中で母だけでは無理です。勝手がわからないし、子どももいろいろ感じとっていて、せめて主人が戻るまでもう少し待ってください」
Dr.「上の先生に相談するのでちょっと待っててください」
女医さんも若干キレ気味でした。
まぁ、仕方ないですよね…多分入局2年目くらいの先生だと思うんですが、言うこと聞かない妊婦ですみませんとか思いつつも、ムスメと離れたくないし、実家が近くて普段から母に手伝ってもらっているわけではないので、主人が帰ってくるまで任せておくことは出来ません。
女医さんが上の先生に連絡している間、私も泣きながら主人に電話しました。
(当時、主人は普通のサラリーマンではなく、アスリートでしたので、シーズン中は時々遠征で不在になる事がありした。今は引退して、サラリーマンしてます)
電話に出た主人は、監督と相談して2〜3日で帰れるようにすると言ってくれました。
女医さんにもその事を伝え、上の先生からも許可が出たようで、「ある程度週数はたっているので、もう少し自宅安静でも良いでしょう。もちろん、何かあった時は自己責任です!」と帰宅を許可してもらえました。
そして3日後、帰宅した主人とともに病院に連絡して受診。
この日の朝、主人がムスメを保育園に送ってくれましたが、それを見送る時、涙が止まりませんでした。
ずっと、「ごめんね、頑張ろうね」とタッチしていました。ムスメは??って顔してましたけど(;ω;)
受診し、そのまま車椅子でNSTの部屋へ行き、終了後に病室へと移動しました。
「歩けますよ」と言ったら、「ダメに決まってるでしょ」と笑いながら助産師さんに言われました。そりゃそうか…
入院後、2日くらいはそのまま内服で安静にしてたんですが、女医さんが2日目の夕方来て、
Dr.「せっかく入院したんだし、正期産まではお腹の中で育ててあげた方が良いから、これから点滴しましょう」
って事でそのままウテメリンの点滴が始まりました。
どのくらいの量かは覚えてないんですが、そんなに1時間量は多くない方だと思います。
やはり、点滴だとお腹が柔らかくなり、久しぶりに張りを感じない生活でした。
まぁ、動悸はありましたけど。
私は病室内は歩行OKで部屋から出る時は車椅子使用という指示だったようで、シャワーも点滴の針の刺しかえの時のみ許可されていました。
なので3日おき…それ以外は清拭(タオルでの体拭き)とたまに助手さんがシャンプーしてくれました。
まぁ、緩い方だったのかな?と今では思っていますが、その時は精神的にキツかったです。
やはり、点滴を外してシャワーを浴びるという20分くらいでもおなかはカチカチ。
そして体力も落ちていて、シャワー後の動悸の方がひどかったのではないか?と思うくらいでした。
でも、点滴の効果はそれだけではなく、ベッドに横になるしか出来なくさせる効果もあるのです。
本当、規則正しいグータラ生活です。
朝の検温と心拍確認が終わったら朝食。
しばらくして日勤さん達が出て来たらシャワーか清拭。
終わったら点滴更新。
そしてゴロゴロしてる間に昼食の時間。
しばらくしたらまた検温と心拍確認。
面会時間になって、ゴロゴロお昼寝して、夕食の時間。
食べたら歯磨きして、ゴロゴロして、夜勤さんの検温。
そして消灯…
夕方回診があったり、エコーしてもらったりはありましたが、毎日の基本スケジュールはこんな感じです。
出産前ののんびり時間ととらえれば貴重ですが、私は頭がおかしくなるかと思いました。
テレビも特に見ず、スマホをいじるか寝るかと言ったところです。
同室の方は産後の方達ばかりだったので、特に話したりもせず、たまに初産婦さんが面会に来たご両親やご主人と話しているのを聞いて、心の中で突っ込んだりしてましたけどΣ੧(❛□❛)笑
私の入院中は母には実家に戻ってもらい、義母に来てもらいました。
(母は仕事もしており、産後にまた来てもらうことになっていたので)
そんなグータラ生活の中での唯一の楽しみは面会です。
主人が基本的には毎日ムスメを連れて面会に来てくれました。
母児同室の病院でしたので、病室には主人と両親以外は入れず、15歳未満の面会は出来なかったので、いつもロビーに連れて行ってもらっていました。
車椅子に乗って、なんだか変な機械を連れている私にムスメは??な様子で抱っこをせがんでくるわりには、膝に乗ると直ぐにまたどこかへ…とロビーで元気に遊んでいました。
ただ、ポンプ(点滴の機械)って本当に充電がもたないんです。20分もつかもたないかじゃないかな?
あっという間に面会も強制終了で、ベッドへ戻らねばなのです。
まぁ、しばらくしてロビーにコンセントみつけたので、それからは充電しながら遊びまわるムスメを見ていましたが。
ムスメはやはりこの人には甘えちゃいけないと分かっていたのか、1時間もしない間に「帰ろー」と主人にアピールしていました。
子どもにとって病院は楽しくないもんね…
でも、週末に他の面会者の中に子どもがいるととっても楽しそうにしていました♡
見送る時は、いつもゴメンね…と泣きそうになりながら見送っていました。泣いたらムスメも悲しくなると思っていたので、泣かないようにがんばりました!
まぁ、こんな毎日を過ごして、迎えた37週で点滴を切ったらすぐに産まれました。
なんだか長くなってしまったので、点滴終了となったところに関してはまた次回書きます。
長々とお付き合いいただきましてありがとうございました^ ^